糖尿病内科
Diabetes Internal Medicine
糖尿病は、血糖を一定の範囲におさめる働きを担うインスリンというホルモンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。
血糖の濃度が何年間も高いままで放置された状態が続くと、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気につながる恐れがあります。
お電話にて診療日時のご予約をお願いします。(毎週水曜日のみとなります。)
TEL:048-954-5260(代)
初診の方はお時間にゆとりを持ってご来院ください。
当院受付にて、健康保険証・医療証・診察カードの提示をお願いします。
下記をお持ちの方はご持参ください。
紹介状(必須)・お薬手帳・検査結果(画像データ)など
問診票の記入、体調・症状・生活習慣に関する問いにお答えください。
記入いただいた内容をもとに看護師がお伺いします。
診察の準備が整いましたらお呼びしますので診察室にお入りください。
※診療内容により順番が前後することがあります。ご了承ください。
検査室にお越しください。
身体測定や必要に応じて採血や各種検査を行います。
療養指導・栄養相談を必要に応じて実施します。
糖尿病とは?良好な血糖値をコントロールするには?など些細なことでもお気軽にご質問ください。
当院の看護師・栄養士がご説明し糖尿病と上手に付き合うためのお手伝いをさせていただきます。
会計受付にて支払いをお願いします。
糖尿病の殆どを占める、2型の方は、長年にわたる食生活が原因となっていることが主です。そのため、まず食事指導、運動療法等が基本となります。
食事療法、運動療法を十分に行っても、良好に血糖値がコントロールできない場合には薬物療法を併用します。また、インスリンが絶対的に不足している1型糖尿病の方にはインスリン注射による治療が基本となります。
飲み薬には、インスリン分泌をすい臓に働きかけて促す薬、食後の高血糖に対して血糖の吸収を遅らせる薬、インスリンの効果を高める薬、血糖値が高い時にのみ効果を発揮する薬などがあります。
糖尿病のタイプ(1型や2型など)にかかわらず、糖尿病の治療において基本となる治療方法です。
糖尿病の食事療法では、 慢性腎臓病などの合併症等がなければ、食べてはいけない食品があるわけではなく何を食べても構いませんが、適正なエネルギー量を適正な栄養バランスで適正な時間に摂取することが重要になります。 また、外食や間食、アルコール摂取時などは1日に摂取するエネルギー量が過剰になりがちですので、注意が必要です。
食事療法とともに、糖尿病治療において基本となる治療法です。
運動によって、ブドウ糖や脂肪酸の体内での利用が促進されて血糖値を低下させたり、インスリン抵抗性を改善したりすることが知られています。
ただし、合併症がある場合や薬剤で治療している場合は運動が制限されることもありますので、運動の種類や強さ、時間、回数などは医師の指導の下、適正に行うことが必要です。
糖尿病の薬物療法には、経口血糖降下薬と注射薬があります。
1型糖尿病ではインスリン注射が不可欠ですが、2型糖尿病では食事療法や運動療法を行っても血糖値が高い状態が改善されない場合は、まずは経口血糖降下薬を服用します。
それにもかかわらず、血糖値が改善されない場合は、経口血糖降下薬の増量や2剤以上の併用、さらにはインスリンなどの注射薬の併用や切り替えが行われます。
糖尿病かどうかを調べるには、病歴や家族歴などの問診と尿検査、血液検査を行います。血液検査で高血糖が慢性的に続いていることがわかれば、糖尿病と診断されます。異常値がみられる場合、別の日に再検査を行うことがあります。
一般に尿に糖が出るのは血糖値がかなり高くなってからのことです。ですから、糖尿病の診断には血液検査が欠かせません。
食後は血糖値やインスリン値が高くなりますので、採血検査を受けられる場合は、10時間以上食事やカロリーの含まれた飲み物をとらないで来院してください。(お水は構いません。)
© 2019 医療法⼈ 埼友会 埼友⼋潮クリニック